レッスン 4

目次

Effectの位置関係を理解する

エフェクトを適用する対象は、以下2種類あります:

  • Actor-Mixer (AM)やInteractive Music (IM) Hierarchyの中のオーディオ構造、または

  • Master-Mixer (MM) Hierarchyの中のバス。

Effectを適用すると、AM、IM、MMのどの階層であれ、全く同じ処理が行われます。ただし配置場所によって、同じEffectを適用するのに使われるリソースの大きさが変わります。

  • Audio Structure (AM / IM Hierarchy): すべてのオーディオ構造が、トリガーされたオーディオソースのチャンネル毎に別々に処理されます。例えばステレオのオーディオソースでは処理が2回必要になる一方、モノでは1回です。

  • Audio Bus (MM Hierarchy): プロジェクトの全サウンドの、最上位のコントロールレベル。AM階層のすべてのオーディオ構造がMM階層のBusを参照先としているため、AMのすべてのEffectがMMのEffectよりも先に処理されます。Audio Busに対して設定されたEffectはミキシング後に適用されるため、バスを通るすべてのオーディオソースに個別にEffectを適用するのではなく、ダウンミックスされたサウンドを集約した合計に対してEffectを適用します。


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