レッスン 3

目次

Playback Limitと、Kill Voice

魔法の呪文、煙、そして炎のグラフィックエフェクトを表すのに、UnityのParticle System(粒子システム)を使いきれいで滑らかなグラフィックスをレンダーしています。こうしてCave内の水滴もParticle Systemを使い設計されています。出てくる粒子1粒1粒が、速度を上げながら重力で床に落ちます。床に落下する瞬間に、この同じオブジェクトに付くCave_WaterDropSoundsというUnityスクリプトの中のファンクションがトリガーされます。水滴のParticle Systemは毎秒10滴を出しますが、それぞれの粒が床に落下したときにEventをポストするため、Nice to have程度の機能にもかかわらず、パフォーマンス負荷が大きくなってしまう可能性があります。同時に再生できるボイス数を制限してください。

  1. LayoutsメニューでDesignerを選択します。

  2. Project ExplorerでActor-Mixer Hierarchy > Default Work Unit > World > Ambient > Ambiences > Ambiences_Emitters > Emittersを展開し、Ambient_Water_WaterdropsというRandom Containerを選択します。

  3. Advanced SettingsタブのPlayback Limitグループボックスで、Ignore Parentを有効にします。

    これで、親コンテナで設定したLimitに制約されるのを防ぎます。

  4. Limit the sound instances toを有効にします。

  5. ‘Limit the sound instances to’フィールドで、設定を 1にしてリストをGloballyに変更します。

    次に排除されたボイスをどうするのかを、‘When limit is reached’リストから選択します。比較的短い水滴音なので、Kill Voice(デフォルト)のままにして、リソース使用を最小限に抑えます。


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