レッスン 3

目次

Continue to PlayにPlayback Limitを設定する

WAGでは、ウェポンを一回振り下ろすと複数のインパクトが生じることも、許容される設計になっています。つまり、任意のウェポンが1つのコライダー(例えばクレート)に当たり、そのまま別のコライダー(例えば地面)を突き刺さることもあるため、最初のクレートのインパクトサウンドがトリガーされた後に、続いて地面の音が発生することも考えられます。 自動化されたシステムで、コリジョン音がオブジェクトの配置に影響されるため、周りの環境との相互関係がよりダイナミックになります。

一方、この方式では複数のコライダーをヒットする可能性があるため、かなり耳障りな音になりかねません。ゲーム自体がこの機能に頼っているため変えられませんが、オーディオ側でトリガー回数を制限して聞こえのよい音に抑えることはできます。それでは、インパクトサウンドの数を3つにまで減らし、プレイヤーは1人しかいないため、これをグローバル(全体)対象の設定にしてください。

  1. Project ExplorerでActor-Mixer Hierarchy > Default Work Unit > World > Player > Player > Meleeを展開し、 Impact_Weapon_Typeを選択します。

  2. Limit sound instances toチェックボックスをチェックします。

    プレイヤーが1人しかいないため、このカウントをグローバルに設定し、ほかに遭遇するさまざまなオブジェクトとのインパクトにも適用することができます。

  3. 設定値を3にし、Globallyを設定します。

Impact_Weapon_TypeというSwitch Containerは 'Continue to Play' オプションを継承するため、プロジェクト全体の制限で音が除外されてしまわないようになっています。その代わり、インパクトサウンドをPlayback Limitで制限し、ランタイムにあなたのボイスをしっかりとコントロールします。


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