レッスン 3
目次
CombatミュージックのBセクションを、コンポーザーが作成した追加オーディオファイルを使ってつくり上げていきます。Bセクションの楽器内容や構成は、Aセクションを細かく反映したものにします。これらのファイルをインポートする前に、既にAセクション用に、時間をかけてシーケンスやランダムに再生されるサブトラックを準備してあることを思い出してください。Combat-B ミュージックセグメントを最初からつくり直す代わりに、Combat-A ミュージックセグメントをコピーして、その基本構造を使いながらAミュージックセクションをこれからインポートする新しいBミュージックセクションに置き換えるだけでいいのです。
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Lesson 3プロジェクトを開いて、Interactive Music HierarchyにあるMusicワークユニットを展開して、Combatミュージックプレイリストコンテナを開きます。
コピーしたいのは、Combatミュージックプレイリストコンテナ全体ではなく、Combat-Aミュージックセグメントだけです。なぜなら、あとで同じCombatミュージックプレイリストコンテナを使って、このレッスンで作成する様々なミュージックセグメントの再生順序を管理したいからで、レッスン1と同様です。
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Combat-Aミュージックセグメントを右クリックして、Copyを選択します。
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Combatミュージックプレイリストコンテナを右クリックして、Pasteを選択します。
Combatメインミュージックセグメントがコピーされ、そのオブジェクト名はCombat-A_01となります。
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Combat-A_01ミュージックセグメントを右クリックして、 Renameを選択して、オブジェクト名をCombat-Bに変えます。
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Combat-Bミュージックセグメントを展開します。
中身が、メインのCombat-Aミュージックセグメントと同一です。前のレッスンで、オーディオファイルのファイル名にAが含まれていたのに気づいたかもしれません。理由は、あなたが行う作業を作曲フェーズで予見し、エクスポートする際オーディオファイルが音楽テーマのどの部分に属するのか簡単に分別できるように準備されていたからです。最終的に、似た音を使って似たパートを再生することになるので、オーディオファイルを聞いただけでは、それがどのセグメントに属するのかが判別しにくいのです。ここでも、名前のルールを前もって決めておくことが重要だと分かります。