レッスン 3
目次
次に、Profilerビューを活用し、このレッスンで設定したGame Syncsを見て、正しく動作していることを確認していきます。
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Wwiseメニューバーで Layouts > Profiler を選択します。
Profilerレイアウトが表示されます。
Profilerでたくさんの情報を閲覧することができますが、それでは多すぎることもあります。ここで見たいのはGame Sync機能だけなので、表示オプションを活用して確認したい事柄の具体的なタイプを選択します。
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Profilerレイアウトの左上エリアにあるCapture Logビューの Display options をクリックします。
Capture Log Display Optionsダイアログが開き、チェックボックスが表示されるので、ビューに表示させたい情報タイプを特定したフィルターを設定します。
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チェックボックスは States と Switches 以外を外し、次に Close をクリックします。
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Cubeデモを起動します。
Wwiseに接続可能なProfilerバージョンのCubeデモを起動していることを思い出してください。Cubeデモが起動したら、Wwiseとゲームの接続を確立します。
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Wwiseツールバーで Connect to Remote Platform をクリックします。
あなたのコンピューターを選択し、Connectをクリックします。
Wwiseがゲームに接続します。Start capture on connect のチェックボックスを選択したので、WwiseはすぐにCapture Logを始めます。
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ProfilerのCapture Logでキャプチャーしながら、Cubeデモをプレイし、このレベル内を走りまわります。
Wwizardがレベル内を移動する時に、プレイヤーが今いる地面を示すSwitchコールをWwiseが受け取っていることが、Capture Logから分かります。
今回のレッスンは、ゲームオーディオのインテグレーションの仕方を学ぶ上で大きな前進となったはずです。Game Syncsの知識を身に付けたので、これからはあなたがどんなゲームをプレイしても、それが適用されているのが耳で分かるはずです。リバースエンジニアリングするような気持ちで、自分のお気に入りのゲームの、SwitchやStateやGame Parameterの使い方を解明してみてください。きっと、今学んだツールを自分のゲームに適用する際のインスピレーションにつながるはずです!