レッスン 3
目次
目次
前のレッスンで学んだ通り、ゲームコールはゲームエンジンとWwise オーディオエンジン間のメッセージになります。Wwizardが氷のジェムを発射したことなどを表すために、イベントタイプの単純なゲームコールを使って、ここまで作業してきました。ところが場合によって、ゲームの特定の状況を、もっと詳細に伝える必要がでてきます。具体的には、プレイヤーが歩く地面の種類や、プレイヤーのヘルス残量や、プレイヤーの安否などです。このような全ての状況変化が、ゲーム中のプレイヤーがきくサウンドに大きなインパクトを与えます。
あなたが前レッスンで使ったFire_IceGem_PlayerというEventのようなイベントタイプのゲームコールを受け取るために、WwiseはEventオブジェクトを使いますが、ゲーム内の様々な状況をWwiseに通知するメッセージを受け取るために、同じように専用のオブジェクトを作成する必要があります。
Wwiseにおいて、このような状況を定義する作業は、Game Syncsと呼ばれる様々な種類のオブジェクトにより実現することができます。. これらのGame Sync オブジェクトは、プログラマーによって組み込まれた特別なゲームコールの受け側になります。
様々なタイプのGame Syncオブジェクトが存在し、それぞれに特別な機能を持っています。下記の演習では、その中の3つを学びます。