あなたのOS内から、 Lesson 2\Audio files for Lesson 2 へ進み、 Gems Breaking フォルダを、Actor-Mixer HierarchyのDefault Work Unitまでドラッグします。

Audio File Importerが開きます。

これからインポートするフォルダ内のオーディオファイルが、Sound SFXオブジェクトとして取り込まれることが分かります。最初の行に、フォルダ自体が階層構造にインポートされるオブジェクトとして表示されています。このフォルダはデフォルトでVirtual Folderとしてインポートされますが、これは単にWwise階層内でオブジェクトを整理するための設定です。オブジェクトタイプをRandom Containerに変えることもできます。Random Containerオブジェクトとは、追加の機能があるフォルダだと考えてください。Random Containersは、Sound SFX オブジェクトのようにTransport Controlのプレイボタンを使い再生することができます。このケースでは、含まれているオブジェクトがランダムで選択され再生されます。これは、同じオーディオファイルが毎回再生されたら、繰り返しが気になるであろサウンドにバラエティを追加する最適な方法です。

最初の行のObject Type/ActionをRandom Containerに変えて、Importをクリックします。

Project Exploreに、"Gems Breaking"（ジェムが割れる）という名前の新しいオブジェクトが表示されますが、アイコンは、これまで使ってきたSound SFX オブジェクトとは違います。

Gems Breaking Random Containerオブジェクトを展開表示します。

ジェムが割れる音の録音が、どれもSound SFXオブジェクトとしてインポートされ、Gems Breaking Random Containerの中にあります。

Gems Breaking Random Containerを選択し、オブジェクトを何回か再生します。

ジェムが地面に落ちて割れる音が、Gems Breakingオブジェクトを再生するたびに違うのが分かりますが、これはWwiseがジェムの割れる複数の録音から、1つランダムに選択しているからです。

ジェムの割れる音の中に好みでないものがあったり、数が多すぎてランタイムのメモリ消費が多すぎるのではないかと不安に感じたりするかもしれません。ジェムの割れる録音の一部を、Wwiseプロジェクトから完全に削除することなく、入れたり除外したりできます。これは、Project Exploreのオブジェクトの左にあるチェックボックスでプラットフォームインクルージョン/エクスクルージョンの設定を行えます。これらのチェックボックスは、ミキシングコンソールのミュートボタンと考えることができるかもしれません。チェックボックスのチェックを外すことにより、そのサウンドスケープからその役割を除外し、あとで戻したい場合はチェックボックスに再度チェックを入れます。

	レッスン7のプロジェクト最適化でプラットフォームのインクルージョン/エクスクルージョンチェックボックスを学ぶことができます。

最後の2つのGem_Breaking Sound SFXオブジェクトの、プラットフォームに入れるか外すかを選択するチェックボックスのチェックを、外します。