レッスン 2
目次
ヘッドとテールのセクションを別々にしたところで、両者をつなげて、氷のジェムが発射されるたびに、まずランダムに選択されたヘッドが聞こえ、続いてランダムに選択されたテールが聞こえるようにします。
Sequence Containerという異なるタイプのオブジェクトを使い、HeadとTailをつなぎ合わせます。Random Containerと同じように、これは他のオブジェクトを内包します。しかしながら、ランダムにそれらを再生する代わりに、オブジェクトをどの順番に再生するかを決めることができます。今回は、最初にジェムのヘッドサウンドを再生し、続いてジェムのテールサウンドを再生するようなシーケンスを設定します。
ランダムな再生に加え、Random Containerの中のヘッドやテールのピッチが全てランダム化されているので、リスナーはこれほど少ないジェム落下音の録音しか使っていないことに、おそらく気が付きません。
まず、Gem HeadとGem Tailのランダムコンテナを、Sequence Containerオブジェクトに入れるところから始めます。
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Ctrl キーを押したまま、Gem Head、Gem Tailの2つのRandom Containerを選択します。
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選択した2つのオブジェクトのどちらかを右クリックし、 New Parent > Sequence Container を選択します。
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新しく作成したオブジェクトをGem Dropとリネームします。
次に、中に入っているオブジェクトの再生順序を定義します。
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作業するのに広いスペースが必要かもしれないので、Gem Drop Contents Editorのサイズを変えて、大きくします。
Contents Editorの左側には、Gem Drop Sequence Containerの中にある2つのRandom Containerが表示されています。表示されている順番は、再生される順番を示しているわけではありません。Contents Editorの右側に表示されているPlaylistにより、再生される順番をコントロールします。Playlistにアイテムを追加するには、左の選択可能なオブジェクトのリストから、右のPlaylistにドラッグします。
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Gem Drop HeadをPlaylistにドラッグします。
Gem Head Random Container自体が表示されるだけでなく、Playlistに自動的に展開表示されるので、中のSound SFXオブジェクトも確認できます。
次に、Playlistの最後尾にGem Tail Random Containerを追加して、最初にヘッド、続いてテールが再生されるようにします。
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Gem TailオブジェクトをPlaylistの下半分にドラッグします。
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Gem Drop Sequence Containerをダブルクリックし、オブジェクトを複数回再生します。
Head オブジェクトだけが再生され、次に再生されるまでTailオブジェクトが再生されないことに気が付きます。このままにしておくとゲーム中も同じことが起き、プレイヤーが氷のジェムを1回発射するとヘッドだけが聞こえ、もう一度発射すると、今度はテールだけが聞こえてしまいます。これは意図するサウンドのシーケンスではありません。これを直すにはPlayModeのStepをContinuousに変更する必要があります。
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Gem Drop Sequenceオブジェクトが選択されていることを確認し、 Continuous オプションをクリックします。
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Gem Drop Sequence Container を複数回再生します。
今度は、Gem Dropオブジェクトを再生するたびに、ランダムに選択されたジェムのヘッドサウンドが聞こえ、続いてランダムに選択されたジェムのテールサウンドが聞こえます。