レッスン 2
目次
このレッスンでは、前のレッスンで使った氷のジェムのブラストサウンドEffectが入っている、保存済みのプロジェクトファイルを使います。
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Wwiseを起動し、Project Launcherの下部にあるOpen Other...をクリックします。
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Lesson 2\Wwise Project Lesson 2
フォルダを開きます。Wwise プロジェクトは、単一ファイルではなく、その中に包含される多くのフォルダ、ファイルの構造体から構成されています。多くの場合、プロジェクトを進めるにつれて必要になるアイテムは自動的に生成、更新されるため、直接作業する必要はありません。プロジェクトは、これらのフォルダと同じレベルに保存されており、Wwise Projectファイルから起動されます。
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Lesson 2プロジェクトファイルを選択して Open をクリックします。
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Actor-Mixer Hierarchy内で、Default Work Unit を開いて、前レッスンで作成したIceGem_Blast Sound SFXオブジェクトを表示させます。
最初にSound SFXオブジェクトを作成して、そこにサウンドを追加していく代わりに、今度は違うアプローチを取り、オーディオファイルをWork Unitにインポートするだけにして、必要なSound SFXオブジェクトは、Wwiseに自動的に作成させます。
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アクターミキサー階層で、Default Work Unitを選択します。
IceGem_Blast Sound SFXオブジェクトが白色では無く、青色で表示される場合があります。青色は、参照するオーディオファイルがインポートした元のファイルであることを示し、白色は、変換されたファイルであることを示します。ファイルが見つからない状態を示す赤色が表示されない限り、このチュートリアルでは色の違いにおける作業の変更はありません。また、メニューバーから Project > Convert All Audio Files... を選択すれば、いつでもプロジェクト内のオーディオファイルを全て変換することができます。レッスン7ではConversion Settingsの詳細を学ぶことができます。
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メニューバーで Project > Import Audio Files を選択するか、 Shift+I を押します。
頻繁にに使用する作業にはキーコマンドを使用すると作業効率が良くなります。Wwiseのメニューで表示される機能には、キーコマンドが用意されていますので、これらを記憶すると便利です。
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Audio File ImporterでAdd Files...をクリックします。
インポートしたいファイルまでナビゲートすることができるExplorerウィンドウが開きます。
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>Lesson 2\Audio files for Lesson 2
フォルダを開きます。Gem_Recharge.wav
ファイルを選択し、 Open をクリックします。Audio File Importerウィンドウが現在のロケーションを表示します。また、 Object Type/Action のドロップダウンメニューが表示され、インポートしたファイルを入れるためのSound SFXオブジェクトが自動的に作成されることが示されます。
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Importをクリックします。
Gem_Recharge Sound SFXオブジェクトは、アクターミキサー階層のDefault Work Unit内に表示されます。
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Gem_Recharge SFX オブジェクトをクリックし、Sound Property Editorで新しく作成したオブジェクトのパラメーターを確認することができます。
Contents Editor(Sound Property Editorの下)では、Gem_Recharge.wavファイルがGem_Recharge Sound SFX オブジェクトのソースとして表示されます。
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新しくインポートしたオーディオファイルを聞くには、Project ExplorerでGem_Recharge Sound SFXオブジェクトが選択されていることを確認してから、Transport Control Viewで Play ボタンをクリックするか、 スペースバー を押します。
風を切るwooshサウンドが聞こえ、続いて氷のジェムが魔法によって充電される、透き通ったチャイムがします。