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Audiokineticより2024年12月に公開されたコンテンツ

ゲームオーディオ

2025年も早いものでまもなく2か月が経とうとしています。今回のブログでは、Audiokineticより2024年12月に公開されたコンテンツで興味深いものをピックアップしてお届けしようと思います。以下がハイライトとなります。

  • Wwise 2024.1にて新しく導入されたメモリアロケータAkMemoryArenaについて
  • Wwise Gymsの初心者向け最新チュートリアルの紹介
  • オーディオ制作過程の詳細を新たに3本:『Senua's Saga: Hellblade II』のサウンドの舞台裏、『 Marvel’s Spider-Man 2』の息づかいシステムの分解、 ハプティックフィードバック入門編と、Wwiseの実践的な応用方法

では早速はじめましょう。

 

ブログ紹介

AkMemoryArena - Wwise 2024.1の新しいメモリアロケータ

Title_AkMemoryArena

デビッド・クルックス 著

Wwise 2024.1で導入された新しいデフォルトメモリアロケータ、「AkMemoryArena」について詳しく説明します。続きを読む

Strataユーザコメントのまとめ:2024年振り返り

Strata-2024-feedback-in-review-v4

Simon Pressey 著

ユーザのStrata評価、ユーザがStrataから学んだこと、そしてユーザコメントが今後のStrataにどう影響するのかについて考えます。続きを読む

※日本語版は2025年3月上旬に公開予定で、上記リンクよりご覧いただけます。

『Sea of Stars』:レトロな美しさを現代のツールで

Title-Sea-of-Stars-modern-tools-retro-aesthetics

Eric W. Brown 著

『Sea of Stars』のオーディオのレトロな美的感覚を現代のツールでブレンドし、オーディオの方向性、実装、課題を探求した流れを紹介します。続きを読む

※日本語版は2025年春に公開予定で、上記リンクよりご覧いただけます。

 

動画ハイライト

初心者のためのWwise Gyms

Getting Started with Wwise Gyms_Thumbnail (1)

Wwise GymsはWwise・UnrealとWwise・Unityの2つのインテグレーションの各種機能を、専用に設計された事例やテストケースを通して体験できる構成となっています。一口サイズの簡単に消化できるシーンとして提供される演習問題で、RTPC設定やイベントのポストなど、複雑なコンセプトを簡単に試すことができます。この動画は1つ1つの手順を丁寧に追った、初心者向けのチュートリアルです。動画を見る

『Senua's Saga: Hellblade II』のサウンドの舞台裏

Behind-the-Sound-Senuas-Saga-Hellblade-II

『Senua's Saga: Hellblade II』の息をのむようなオーディオを制作したNinja Theoryの優れたオーディオチーム、Pablo Cañas Llorente、Alessio Mellina、Jordan Payneたちがその経験を語ります。 Senuaの世界に命を吹き込み、没入感ある印象的なサウンドスケープをつくり出した創作過程を詳しく説明します。

リアルタイムに展開されるボーカルエフェクトから、インタラクティブに変化するアンビエンスや反応型のミキシングに至るまで、映画のようにストーリーが展開されるダイナミックなオーディオが完成するプロセスを、順を追って解説します。1つ1つの決断の裏にあるデザイン哲学に触れ、立案からWwise、そしてUnreal Engine 5へと繋がるワークフローを紹介します。途中でどのような困難に立ち向かい、どう克服してビジョンを達成したのかを教えてくれます。動画を見る(英語)

『Marvel’s Spider-Man 2』の革新的なダイアログ:息づかい体系をWwiseで分解する

Dialogue-Innovation-Marvels-Spider-Man-2

リアルで没入感あるAAAタイトルの息づかいシステムをWwiseで構築するには?Matthew Strasserが『Marvel’s Spider-Man 2』の息づかいシステムを、部品ごと、コンテナごとに丁寧に分解して説明します。ミュージックシステムの新たな見解を提供するこの講演は、息づかいの表現にミュージックシステムを応用する可能性を披露してくれると共に、このシステムをAAA商品化レベルにまで洗練させた綿密なステート連鎖や呼吸の強弱に光をあてます。動画を見る(英語)

ハプティックフィードバック入門編と、Wwiseの実践的な応用方法

Haptic-Feedback-101-Wwise

ハプティックフィードバックとは何か、そしてハプティックはどのようにゲーミング体験を向上させてくれるのか?この動画ではサウンドデザイナーのRodrigo RobinetとTyler Hoffmanが、ハプティックフィードバックの基礎を紹介し、Wwiseを使用した実践的な応用方法について説明します。プレイヤーが没頭してゲームに直観的な繋がりを感じるようなハプティック反応の作成、オーサリング、管理、ミキシングについて学べます。動画を見る(英語)

 

その他のニュース

  • 24日分のWwiseのヒントと裏技:全24個のヒントと裏技をBlueskyに掲載しました。(英語)
  • 『Season』の6日間:全シリーズをリリースしました(本ブログの日本語版は2025年春に公開予定です)。音を通してストーリーを伝える『Season: A Letter to the Future』のハプティックフィードバックやユニークな減衰曲線などについて、90分超のポッドキャストでお楽しみください。

 

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Audiokinetic

Audiokineticはインタラクティブメディアおよびゲーム向けのクロスプラットフォーム対応オーディオソリューションのリーディングプロバイダであり、ロケーションベースエンターテイメント(LBE)、自動車、家電製品、トレーニングシミュレーション向けのインタラクティブオーディオ制作においても新しいスタンダードを構築しています。世界トップクラスのインタラクティブメディアデベロッパ、およびOEM各社から信頼される戦略的パートナーとして発展してきたAudiokineticは、オーディオ業界およびプラットフォームメーカーと長年にわたり築きあげてきたエコシステムを有しています。Audiokineticのミドルウェアソリューションには数々の受賞に輝くWwise®をはじめ、SoundSeed®、Wwise Automotive™、Strata™などがあります。ソニーのグループ会社であるAudiokineticはカナダのモントリオールに本社を置き、東京、上海、ヒルフェルスム(オランダ)に現地法人をもつほか、米国にプロダクトエキスパートが在籍しています。

 @audiokinetickk

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